景気の悪化に伴って消費が落ち込んでいますが、あがった物価というのはなかなか下がらないものです。しかも残業代がなくなったりボーナスが減ったりと収入も減っているのでは家計は火の車です。毎日節約を心がけていても、なぜか貯蓄は増えずに赤字続き、なんていうこともあります。プライベートブランドと銘打って安価な製品を売り出すスーパーもありますが、あちこち買い物に行けばガソリン代がかかったり、結局割高なものを買ってしまうことさえあります。いずれにせよ、不景気が家計に直撃しているのは間違いありません。かといって収入が簡単に増えるような当ても無く、何とか自衛をしなければなりません。無駄な出費を押さえて貯蓄に回すのは当たり前のことですが、その為には家計簿を上手に活用するのが近道です。家計簿のソフトは奥様向け雑誌に付録として付いていたり、WEB上のサービスがあったりもしますが、何よりも大事なのは家計簿を記録し続けることです。一ヶ月、一年間と家計簿を記入し続けると、時期によってどんな出費があるかということと、年間の収支のバランスが見えてきます。たとえ一ヶ月でもまずは家計の収支バランスを見直すことによって、出費を節約することができます。パソコンショップにも家計簿ソフトはありますが、ただでさえ財政状態が悪いところに無駄な出費は避けたいところです。ですので、この際ソフトは無料で手に入れましょう。窓の杜やベクターで検索すると結構フリー(無料)のソフトがあります。

無料(フリー)の家計簿ソフトの選定ポイント

どの家計簿ソフトを使うか、というのは結構重要なポイントです。何故なら、一度入力し始めたデータは財産となるからです。使い勝手が悪いから、と家計簿ソフトを変更するのはかなり手間がかかります。データのフォーマットが同一ならばデータも再利用できますが、このあたりの互換性はあまり無いのが現状です。そこで、このページではフリーのソフトを試用してその使い勝手を評価します。もちろん、実際に自分でソフトを試しに使ってみるのが一番なのです、このページを参考にしてその手間と時間を少しでも省くことができれば幸いです。フリーソフトの選定ポイントは、1.入力のしやすさ、2.家計簿としての基本機能、3.データのインポートおよびエクスポートの可否、です。家計簿を付けていて一番重要なのは「とにかく続けること」です。入力が手間で記録をサボってしまうと、溜まったレシートを入力する気にはなりません。従って、必須の入力項目は少なければ少ないほど良いわけです。基本機能は、複数の口座管理は必須です。入力支援もうるさくない程度に備えていればベターとします。データのインポート、エクスポートは、バックアップ、エクセルでの編集、他の家計簿ソフトへの使い回し等ができればポイントは高いです。無料のフリーソフトだけに、バグによって開発が止まったり、OSのバージョンアップに対応されなかいということは充分ありえます。エクセルで読み込めるCSV形式などに変換できれば他の家計簿ソフトでインポートできる可能性は高くなります。

家計簿ソフトの評価

それでは、実際にフリーの家計簿を使ってみた結果です。なお、ソフトの選定および評価は全く独自のものであり独断と偏見が含まれていることをお断りしておきます。「うきうき家計簿(フリー版)」…インストール時にJwordプラグインの追加を聞いてくるが回避可能。通常の記入はマウス操作だけで出来るのが特徴。詳細画面の電卓が印象的。データのバックアップはあるがCSV形式の出力などは見当たらない。自動記入は便利。「シンプル小遣い帳」…名前のとおり確かにシンプルです。家計簿としては口座の管理などが出来ないので不向き。小学生くらいの子供か、へそくり管理に使うのに丁度良い機能でしょうか。エクセル形式で出力可能です。「がまぐち君mini(無料版)」…最初に起動した際入力に途惑う。モード変更しないと入力ができない点は分かりづらいです。データのインポート/エクスポートともに備えているしで高機能です。最初で躓きそうな点が非常に惜しいと思います。「メル簿」…受信したメールから家計簿を作成するというユニークな機能を持っています。その機能を使用する際にはアカウントの設定をする必要がありますが、機能をオフにして普通の家計簿としても使用できる点は好感が持てます。いずれも無料のソフトとは思えないほど工夫されていますが、一押しは「うきうき家計簿(フリー版)」です。なにより直感的に入力できるのは素晴らしいです。 中級者向けとしては「がまぐち君mini(無料版)」が高機能で良いと思います。